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情報文化の中で、近年突如沸きあがったデジタルブームに翻弄され、情報の活用性と運用の快適性をデジタルメディアに求め、あわよくばデータでの保存も可能ではないかとした、IT主導の斬新なコンセプトに無理があることが判ったことは、保存と活用の二律背反する現状を認め、夫々の特徴を最大限生かした新しいコンセプトを掲げる事こそが、近代マイクロ写真の永年に亘る貴重な経験によって培われた、情報記録保存に対する真価を見出す判断能力ではないだろうか。
現在のデジタル化された情報社会において、情報の永久保存を提案し、実現できる能力を持つ技能集団はマイクロ写真技術によって培われ、デジタル技術との融合を果たした新技術(デジタル・マイクロ)を実践する企業を措いて他にない。
コンプライアンスが叫ばれ、J-SOX法の施行を目前に企業の内部統制見直しに余念のないこの機会に、文書情報マネジメントに対する変化の過程を記憶に任せ、思いつくままに日本の文書情報マネジメントに関する足跡について感慨を含めて記述してみた。
社会の情勢変化や情報技術の成長変化に合わせ、情報産業としての立場をぶれることなく一途に社会へ発信してきたマイクロ写真による情報記録保存事業は、これからも永遠に続く。
情報文化において、紙からマイクロフォーム、そしてデジタルメディアへと変化してきた文書情報媒体の主役が何であるかを競う前に、情報保存が如何なるものであるかを強く議論して貰いたいものである。
終わり
※今後は、デジタル・マイクロについて、続いてCOMとISOの関わりについて掲載予定です。
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